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脳・脊髄・神経センター

ガンマナイフ

ガンマナイフは頭を切開せずに治療する方法です。

 ガンマナイフは1968年スウェーデンのカロリンスカ大学のレクセル教授によって開発された、メスを使わない放射線治療装置です。脳内の病巣に集中的にガンマ線を集束させることで周囲の脳を傷つけることなく、病変を焼灼壊死させる定位放射線治療の一種です。
 頭を切開せずに脳内の病変を数時間で治療できるため、患者さんの苦痛や負担が少ない優れた治療方法です。ガンマナイフは日本国内に50数台で、城山病院では1997年にガンマナイフが設置され、2016年までの19年間で5000例以上のガンマナイフ治療を行っています。→治療実績

ガンマナイフで治療できる病気

 肺癌や乳癌などからの転移性脳腫瘍、聴神経腫瘍、下垂体腺腫、髄膜腫などの脳原発の脳腫瘍、血管障害では脳動静脈奇形や脳動静脈ろうなどの血管異常に効果があります。
 また、2015年7月より三叉神経痛が保険適応となりました。

ガンマナイフパーフェクション

ユニット イメージ
            ● ガンマナイフ ユニット                    ● イメージ図

  城山病院では2016年8月に最新機種のパーフェクションを導入し、以前より治療の精度が上がり、患者さんはベッドに寝たまま治療機器内を移動する為、頚部への負担が軽減、時間も短縮されました。

城山病院でのガンマナイフ

 他院から紹介されて治療が決定する患者さんがほとんどです。自分の疾患に適応があるのかどうか、よくわからない場合は脳神経外科外来へご相談ください。説明、準備、処置を含めて、2泊3日の入院でガンマナイフ治療を行っています。
 治療当日は午前中にフレームという金属を頭部にねじで4か所固定し、治療計画に必要な造影MRIなどの検査をします。お昼は食事をしてもらい、午後からガンマナイフ照射になります。病変の大きさや数によって治療時間はさまざまですが、およそ1~3時間ぐらいです。ガンマナイフ照射後はフレームをはずし、創部を処置します。翌日創部の確認をしてから退院となります。