診療科・部門

リハビリテーション科

リハビリテーション科のご案内

当院リハビリテーション科では理学療法・作業療法・言語聴覚療法を行っています。急性期では発症・術後翌日よりリハビリを開始しており、早期離床を心がけています。 回復期病棟では当院急性期病棟からの転入の割合が多く、転棟時には急性期スタッフと一緒に治療介入を行い連携の強化に努めています。在宅復帰を目標にリハビリを実施し、必要に応じて退院前訪問を実施して、在宅生活に向けたアドバイスを実施しています。 平成23年より心大血管リハビリテーションを開設して、循環器系のリハビリテーションも積極的に実施しています。
月に1回当院と老健きしのリハビリテーション科スタッフ合同での症例検討会や研修会を行っており、技術の向上だけでなく連携の強化にも努めています。また、研修会ではリハビリテーション科以外の講師もいるため、幅広い知識を得ることができます。
リハ専門医・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士がそれぞれ協力をし、また積極的に病棟カンファレンスも実施し、1人1人の患者様の事を考えながら日々治療にあたっています。これからも患者様に安心して治療を受けてもらうために努力していき、よりよい環境作りに努めていきます。

理学療法士(PT)とは

理学療法士は、Physical Therapist(PT)とも呼ばれます。ケガや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に運動療法や物理療法(温熱、電気等の物理的手段を治療目的に利用するもの)などを用いて、自立した日常生活が送れるよう支援するのが理学療法士の仕事です。

特徴

急性期では運動器リハ・脳血管リハ・呼吸器リハだけでなく平成28年10月よりがんリハビリテーションを開始しており、さまざまな分野のリハビリテーションを実施しています。病棟スタッフとも密にカンファレンスを実施しスタッフ間の協力・連携のもと、リスク管理した上で早期から実施し、回復期へのスムーズな連携を目指しています。急性期スタッフには日本糖尿病療養指導士や3学会呼吸療法認定士の資格を持ったスタッフも在籍しており、専門性のある理学療法を提供するよう努めています。
回復期では、平成22年に開設後、スタッフも徐々に増員され、充実した回復期リハビリテーション病棟ができつつあります。また、病棟にはリハ専従医が常駐していることから、患者様1人1人の状況把握を密にし、カンファレンスも充実してきました。患者様の心身機能の改善を行い、基本動作・日常生活動作の再獲得を図り、早期在宅復帰及び社会復帰を目指します。地域の中核病院としての自覚を持ち、地域連携・地域貢献ができるように日々努力しています。

また、平成23年6月より心臓リハビリテーション部門を立ち上げ、年間約100名の新規患者様と延約900人のリハビリテーションを実施しています。心臓リハビリテーションの効果としては、心筋梗塞後の再発や突然死の減少、心不全による再入院も減少すると言われています。そのため、心臓リハビリテーションチームでは術前より患者様とコミュニケーションをはかりながら呼吸練習を中心に実施し、術後翌日より離床練習を開始していきます。その後は、運動負荷試験(CPX)を行い適切な負荷量で安全な強度の運動療法を退院まで継続し、退院後の運動・生活指導も行っています。

作業療法士(OT)とは

作業療法士は、Occupational Therapist(OT)とも呼ばれます。
障害を持つ人や高齢の人に、日常生活に生かせる作業療法を提供し、社会復帰の手助けをします。
理学療法士によって回復した基本的動作を、手芸や工作などの作業を通じて、実践的に訓練するのが作業療法士の仕事です。

特徴

平成22年4月より回復期病棟を開設し、急性期から回復期を経て自宅復帰までの継続したリハビリテーションを行っています。
主に脳血管疾患の患者さんに対しては急性期から積極的に身体機能の回復や日常動作の獲得を目指し、回復期病棟では、退院前訪問などで自宅環境を確認し、自宅復帰へ向け訓練や治療を行います。

 

言語聴覚士(ST)とは

言語聴覚士は、Speech-Language-Hearing Therapist (ST)とも呼ばれます。話す、聞く、表現する、食べる・・・。誰でもごく自然に行っていることが、病気や事故、加齢などで不自由になることがあります。また、生まれつきの障害で困っている方もいます。このような、ことばによるコミュニケーションや嚥下(飲み込み)に問題がある方々の社会復帰をお手伝いし、自分らしい生活ができるよう支援するのが言語聴覚士の仕事です。

特徴

当院では嚥下障害に対するリハビリにも力を入れており、急性期から評価訓練を行っています。必要に応じてVF(嚥下造影検査)を医師・放射線技師・看護師とともに実施し、誤嚥の有無・誤嚥を防ぐ嚥下方法、適切な姿勢や食形態の確認をしています。

 

ふれあい新聞(病気のお話)