フォントサイズ アクセス お問い合わせ
診療のご案内

PET検査/PET-CT検査

PET-CTのご案内

この度、2023年5月にGE社製「Discovery IQ 2.0」を導入しました。

Discovery IQ 2.0


 

以前のPET-CT装置に比べて画像の質が向上し、撮影時間も短縮されました。

当院で撮影した実際の画像

全身(頭部~骨盤) MIP(動画)

全身(頭部~骨盤) 横断像(動画)

PET検査とは

早期のがん発見を目指します!

 

『PET』(Positron Emission Tomography)は、日本語では「陽電子放射断層撮影法」と呼ばれています。
がん細胞は正常細胞と比べて、たくさんのブドウ糖を細胞内に取り込む性質があります。
PET検査ではブドウ糖に放射線を出す元素を組み合わせた「FDG」という薬剤を注射した後、「FDG」が通常より多く集まっている細胞(がん細胞)があるか無いかを全身を通して画像化して調べる検査です。

全身のがん探索および転移探索や病期判定、治療経過判定等には有用な検査です。 (ほとんどが保険診療可能です)

また、最近では健康診断での血液検査や検診(市販等)のみで「陽性判定」や「要精密検査」の結果が出た方に対して、全身一度にがんの有無をスクリーニングできる二次検査としてもPETは有効活用されています。(自由診療となります)

*ただし、必ずしもすべてのがんを発見できるわけではなく、がんの種類や大きさによって、見つけにくいがんも少なからず存在します。

PET-CT検査とは

PETとCT(コンピュータ断層撮影法)が一体型となった装置で撮影することにより、PET単独での検査とくらべて、病変がどの臓器のどの部分に存在するかなど、CT画像からその病変の質的評価を診断することができます。

PET-CT検査の安全性と危険性

PET-CT検査で使用する18F-FDGは製薬会社で検査当日に製造されたものを使用します。この薬剤による副作用の心配はありません。
PET-CT検査の被曝線量は25mSvです。X線のバリウム注腸検査と同程度です。この線量で放射線障害が起きることはありません。