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ストーマや失禁など排泄ケアのお悩みはお任せください

皮膚・排泄ケア認定看護師
藤田 美沙 さん

皮膚・排泄ケア認定看護師とは創傷やストーマ(人工肛門・人工膀胱)、失禁看護の分野において熟練した看護技術と知識を持ち、水準の高い看護実践ができる看護師で、城山病院には2名が勤務しています。 
今回は藤田さんにストーマと失禁などの排泄ケア分野を中心に話を聞きました。

ストーマケアについて

直腸がんや膀胱がんなどで手術を受けた患者様は、手術後は腹部に作られた排泄口(ストーマ)より 時間、常に便または尿の排泄があります。そのため、腹部に袋を装着し、排泄物を受け止める必要があります。

腹部やストーマの状態はそれぞれ異なっており、患者様お一人ひとりの体形に合った袋を選択する必要があります。

そういったストーマを作られる患者様の生活全体を支えるための専門的知識を有するのが私たち皮膚・排泄ケア認定看護師です。
手術のためにご入院されたときから(必要な際は手術を決められるときから)、退院されてからも、お悩みを聞き、対応策を一緒に考えています。

失禁ケアについて

排泄は人間として欠かせない行為ですが、それが加齢や病気でうまくいかなくなったり、他の人のお世話にならないとすれば、人間としての尊厳が揺らぐことへとつながります。

城山病院では排尿ケアチームに所属し、入院中の患者様に対して泌尿器科医師・理学療法士・病棟看護師と連携し、再び排泄行為を患者様お一人で行えるように援助しています。頻尿でお困りの方、逆に尿が出にくい方に対して、お薬を調整したり、カテーテルを入れて尿を出す方法の指導(自己導尿)、尿漏れを起こさずトイレで排泄できるように生活指導やリハビリテーション介入などを行っています。

また、おむつ内で排泄される方の中にはいわゆる「おむつかぶれ」などの皮膚障害に対する予防や改善のためのケアも行っています。

認定看護師を目指した理由は

2016年に皮膚・排泄ケア認定看護師の資格を取得しました。当時勤務していた病院でのストーマ患者様の対応が手探り状態だったからです。患者様が術後、回復されてもストーマ管理ができず(尿や便が漏れるなど)、そのために退院できないことがありました。
他病院の看護師にアドバイスを請うと漏れがピタッと止まり、漏れる度に交換していたパウチも数日使えるようになったのです。原因は患者様の身体にあったストーマ装具を選択できていなかったからなのですが、同じ看護師でありながら、なぜ彼女はいとも簡単に問題を解決できたのか。その驚きが認定看護師指定校受験への大きな起爆剤になりました。

8か月間通学後、認定試験を経て資格取得後も同じ病院の泌尿器科病棟で活動していましたが、在宅で困っておられる患者様を支援する地域医療にかかわりたいと思い、昨年4月に地域医療支援病院である城山病院に赴任しました。
 

現在はまだ入院中の患者様への援助のみを行っていますが、少しずつ、地域で生活されている方々へも対象を広げ、私の専門知識・技術を羽曳野市近隣の皆様のお役に立てるように頑張っていきたいと思います。
ストーマに関しては、他院で手術を受けられた方もご相談いただけますので、城山病院消化器外科、泌尿器科へお越しください。