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病院のご案内

急性期医療の充実と良質な医療を目指す

城山病院 院長 石橋孝嗣 医師

新年あけましておめでとうございます。城山病院がここ羽曳が丘の地に2006年7月に移って早16年目に入っています。昨年2021年を振り返ってのご報告と今年の目標についてお話いたします。

新型コロナウイルス感染症関連

昨年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大の中、微力ではありますが、コロナ対策を行ってまいりました。発熱患者様を極力断らない、入院されている患者様に感染させない、病院職員から感染者を出さないという強い意志のもと取り組んできました。職員一丸となった対策もあり、幸い病院内での感染はなく、さらに地域医療の貢献に向けて診療・検査機関(発熱外来)・PCR検査・抗体カクテル療法などを充実させてきました。診療・検査機関として発熱患者様に対して、抗原定量検査306件、PCR検査47件、計353件の検査を行い、大阪府における重点医療機関として、新型コロナウイルス感染症患者様の入院治療を125名に行いました(2021年10月31日現在)。入院治療については、陰圧での完全個室のなかで治療する感染症病棟(構造的に一般エリアから隔離)を整備しており、一般患者様と通行エリアからも完全に分離して運営するものとなっています。外来および入院治療を行う患者様も安心して受診、そして治療いただける環境です。さらに、新型コロナウイルスワクチン接種として、医療従事者(自院含め)で延べ1,107人、はびきのコロセアムでの集団接種(しまだ病院と市役所との協働)で延べ31,834人、個別接種で延べ17,187人、合計50,128人の接種を行いました(2021年10月31日現在)。

患者総合支援センター

2021年に新たに患者総合支援センター(クオリティマネージメントセンター:Quolity managementcenter:QMC)を組織いたしました。このセンターには三つの部門、すなわち①患者支援部門、②医療安全部門、③感染制御部門があります。特に患者支援部門は入院前から入院中、退院後の患者様の総合的な支援をする部門であります。周辺の病院や開業医の先生方をはじめ、介護施設、薬局、ケアマネジャー、行政の方々など、院外の様々な職種の方々と連携をとり、患者様の支援を行ってまいります。今年は城山病院として、病院内だけではなく院外の多職種の方々との交流の場を広げ、院外活動として、医療関係者の方々との勉強会や、市民の皆様の健康相談や予防医学に関することなども積極的に発信していきたいと思います。

最後に

当院では医師をはじめ看護・介護・コメディカル・事務といった多職種の力で、皆様に良質な医療を提供していきたいと考えています。新型コロナウイルスによる医療現場の逼迫が叫ばれるなか、こうした状況が医療機関にとっての問題であると同時に、患者様が適切な医療を受けられなくなる点でも非常に大きな課題と捉えています。限られた人材で安全な医療を展開するべく、今年は働き方改革などの試みも積極的に取り入れ、まずは医師の観点からはじめ、将来的に全ての職員に推進できるよう考えています。そして、急性期医療のさらなる充実をはかり、地域の皆様方から必要とされ信頼される病院を目指して、より一層精進してまいりますので、よろしくお願いいたします。