フォントサイズ アクセス お問い合わせ
病院のご案内

最新のMRI機器が導入されました

 

放射線科 中川 貴史 技師

城山病院は昨年12月に、新しいMRI装置( シーメンス社製MAGNETOM「 Lumina」「 Altea」) を導入しました。AI技術が搭載された、国内での稼働台数はまだ少ない最新鋭のものです。撮影時間が短縮されるなど患者様に非常に好評です。MRI機器について中川さんに話しを聞きました。

今までのMRIとの大きな違いは

MRI検査は患者様にベッドに寝て、トンネルのような筒の中に入ってもらいます。このトンネルの直径は以前の機器だと55cmほどでしたが、新しいものは70cmと15cmほど広く圧迫感が減り、閉所恐怖症の患者様にもこれなら検査が出来る、と好評です。また、AI技術により、撮影時間が半分ほどに短縮されつつ、より鮮明な画像を撮影できるようになりました。全体的に撮影時間が短くなったので、急に検査をおこなわなければならないような患者様にも対応しやすくなりました。

MRI検査を受ける時の注意点

MRIは強い磁場とラジオ波を用いて体内の水素原子を磁気共鳴させて画像化しています。
そのため、検査前に検査着に着替えていただき、補聴器や入れ歯ヘアピンや時計などのアクセサリーを外してもらいます。化粧品やカイロ、湿布なども画像に影響したり火傷の原因になりますので全て外してもらいます。
体内に手術などで金属が入っている場合、素材次第で検査が出来ない場合があるので医師に相談いただくようお願いします。また、ペースメーカなどの心臓デバイスはMRI対応のものがありますが、事前に調整が必要になるので、デバイスがない方と同様の流れで検査を行うことは出来ません。検査を希望される方は必ず医師に相談いただくようお願いします。

CTとMRIどっちがいいの?

よく患者様から聞かれる質問です。どちらもトンネルのような筒の中に入るので似たような検査に思えるかもしれませんが、全く性質が異なります。CTもMRIも得意・不得意があるので検査はこっちがいいよ!といった言い方は出来ません。
CTはX線を使用します。肺や骨などの内部構造や、石灰化の描出に強いです。撮影時間も短く、一度に広範囲の撮影が可能です。ただ、骨に囲まれている部分(脊髄や後頭蓋窩など)は画像が乱れやすいので弱いです。
MRIは磁場を用いるので被曝はありません。骨の影響を受けにくいため、神経や脊髄、脳や筋肉など軟部組織の診断に強いです。ただ、広範囲の撮影には向いていなく、撮影時には音が大きく時間がかかります。
いずれにせよ、何か心配な症状がある場合は専門外来の受診をお勧めします。病気の早期発見早期治療のために放射線科は日々努力しています。
検査の事で何か気になることがあればお気軽にご相談ください。