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城山病院の2022年度目標

 

城山病院 院長 石橋 孝嗣 医師

城山病院は今年度、「安心・安全で質の高い医療の提供と地域医療への貢献」「働き方改革の推進」「経営基盤の強化」の3つの目標を掲げています。

安心・安全で質の高い医療の提供と地域医療への貢献

当院は「高度かつ専門的な急性期病院として必要とされる医療の充実」を目指しています。具体的には「救急医療の体制強化」、「がん診療の体制強化」、「地域医療に貢献する体制強化」という3つの目標を掲げました。救急医療、がん診療は毎年目標に掲げていますが、今年度は特に「地域医療に貢献する体制強化」を追加いたしました。当院は羽曳野市の「市民病院」的な役割を担うべき病院と自覚しておりますが、地域医療に貢献するという面ではまだまだ努力不足と考えており、今後、患者様向けの病気の予防に関するセミナーや、地域のクリニック等の方々との情報交換会などを積極的に開催していこうと考えております。加えて「平時からの感染防止対策に加え、地域の医療機関と連携して感染症対策を推進する」ことを掲げました。新型コロナウイルスの感染がなかなか収束しない中ですが、当院としては引き続き保健所や地域の医療機関等と連携して新型コロナウイルスなどの新興感染症対策を実施するなど、地域の医療活動への積極的な参加、および有事における緊急医療体制の構築を目標とします。新型コロナウイルス感染症対応として、入院患者224名(2020年12月以降)、発熱外来984名(2020年4月以降)、抗体治療外来86名・新型コロナウイルス感染症外来10名(電話相談は含まず)(2021年9月以降)に対応いたしました。
また、ワクチン接種は2021年3月よりスタートし、運動器ケアしまだ病院、市役所と協働した集団接種も含めて、延べ53,447名の接種をいたしました。今年度も引き続き対応をしていきます。感染症対策は、当院だけではなく医師会をはじめとした地域の医療機関の方々や保健所、市役所といった行政の方々との協力が不可欠であり、当院としても微力ながら貢献したいと考えております。

働き方改革の推進

安心・安全で質の高い医療を提供する上で、病院職員の心身の健康が大切な要素と考え、そのためには、働き方改革を推進することが重要と考えます。
そのために「勤務環境改善」を掲げました。具体的には適正な勤務時間管理、タスクシフト/シェアの推進と新しい業務分野への取り組み、ストレス、ハラスメントへの取り組み、ヘルシーワークプレイスの実現などであります。この勤務環境の改善については今後も重要なテーマと考えており、職員が働きがいを得ることで、患者様に提供する医療の質を高めると信じて頑張っていきたいと思います。また、「人が育つ組織作り」を掲げ、人が育つ仕組みをつくり、育った人同士、多職種で連携して医療に取り組むことで質の高い医療の提供を目指します。近年の医療の高度化に対応していくためにも、専門領域で活躍できる医療人の輩出にも力を注いでいきます。

経営基盤の強化

質の高い医療を提供するためには、経営に関してより緻密な対策を立案し、職員一同で実行できるよう取り組んでいきたいと思います。

以上3つの目標について述べてきましたが、院内の各部署で具体的な数値目標を掲げ、それに向かってどのような対策を立て、どのように実行していくかが大切であると考えます。今年度も地域の皆様方のご協力を得て、地域医療に貢献していく所存でございますので、ご指導ご鞭撻のほど、どうかよろしくお願いいたします。