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病院のご案内

看護部の院内教育について

緩和ケア特定認定看護師  松本 静香さん


城山病院看護部は教育委員会を設置し、すべての看護師が日々の仕事を通じて計画的にキャリア開発を目指すために、様々な継続教育を企画・運営・評価しています。教育担当師長を務める松本さんに話を聞きました。

なぜ教育が大切なのか

 当院の看護師は358名が在籍しており、看護部では「誠実で相手の気持ちを理解できる看護職」を「育てたい(求める)看護師像」として、急性期医療から在宅看護まで対応できる看護実践能力を身につけ、患者様の笑顔と満足のために、安全で質の高い看護職を育成することを教育理念にしています。

 そのためには、①多様化する患者様のニーズに対応できる看護職を育成する②職員の主体的学習を支援し、質の高い看護サービスを提供できる人材を育成する③お互いを思いやる円滑な人間関係を築くことができる看護職を育成する、の3つを教育目的にしています。まさにこの3つが「なぜ教育が大切なのか」の答えです。

ラダー研修

新卒看護師や中途看護師から高度な看護実践を教示できる看護師まで5つのレベル段階別(クリニカルラダー)教育を実践しています。ラダーとは「はしご」の意味で、はしごを登るように着実にステップアップしていく仕組みです。このラダー研修は年間計画を立てて、各レベルで3~6回の研修を実施しています。

ジェネラリスト教育

 日本看護協会は、ジェネラリストを「経験と継続教育によって習得した暗黙知に基づき、その場に応じた知識・技術・能力が発揮できる者」と定義しています。

 当院でも、患者様の様々なニーズに臨機応変に対応できるための研修を行っています。

 今年度は歯科衛生士や歯科医師から口腔ケアの学習や四天王寺大学看護学部の教授から動きの学問として、「キネステティクス体験研修会」など日常のケアに活かした勉強会を行っています。

BLS指導育成研修

 BLS研修とは心肺停止及び呼吸停止患者様の救命率を上げる知識・技術の習得を目標とした研修で、その指導者を育成することは急性期医療を担う当院では重要なことです。

 すべての職員がトレーニングを行えるよう取り組んでいます。

学会発表

 日常看護の実践や研究成果を各研究会や学会で発表しています。これまで発表の場は院内だけでしたが、今年度は私自身も6月に日本医療マネジメント学会で「退院支援の質向上に向けた退院後訪問の取り組み」を発表しました。

 10月には、循環器病棟が「心不全患者の退院後訪問で気づいた退院指導の課題」を発表します。また、12月には大阪府看護学会で脳外科病棟、整形外科病棟も発表予定です。

 学会への参加は、医療の新しい知見や他院の取り組みを知ることが出来る学習の場となるので、これからも前向きに取り組んでいきたいと考えています。

最後に

 院内研修以外に「しろやまハイブリット研修会」として、院外の医療職の方にも参加して頂ける研修会を行っています。
 また、地域の介護施設等からも講師依頼があれば認定看護師が積極的に出向いております。

 もし、自治会などで看護についての話を希望される場合があれば、お声をおかけください。