
城山病院 院長 石橋 孝嗣医師
新年あけましておめでとうございます。
城山病院の2025年の活動報告と2026年年頭にあたってのご挨拶をさせていただきます。
2023年4月に大阪府から地域医療支援病院の認定を受け、それ以降、地域における急性期医療を担ってまいりました。2025年は少子高齢化がよりいっそう進んでおり、いろいろな課題が浮き彫りになってきています。
特に高齢者救急は大きな問題です。かかりつけ医の先生方との連携や介護施設入所中の方々の急変に対する医療がより一層求められるようになってきており、救急体制の強化が必要になって来ています。また、近畿大学病院が2025年11月に堺へ移転されたことにより、当院の救急医療に貢献する比重が重くなっており、地域の方々の期待にこたえなければなりません。
そのためにも救急車の迅速な受け入れに尽力してまいります。2024年11月より2025年10月までの救急車受入件数は4,539件で、月平均378件を受け入れております。(表参照)
当院はロボット手術など高度な医療を積極的に行っております。各診療科の2024年11月~2025年10月の症例数をあげます。
(1)消化器センター・泌尿器科
ダヴィンチによるロボット支援手術142例(消化器外科116例、泌尿器 26例)
(2)心臓血管外科センター
TAVI(経カテーテル大動脈弁置換術) 16例
(3)整形外科・低侵襲脊椎センター
膝関節疾患に対するロボット支援手術283例(両側71例 片側212例)、脊椎疾患に対する低侵襲内視鏡下手術(217例)
(4)脳・脊髄・神経センター
脳血管内治療(カテーテルによる治療)(125例)
(5)糖尿病専門外来新設
糖尿病専門医による外来
災害訓練を9月27日に行いました。当院職員だけでなく、羽曳野市市役所、藤井寺保健所、大阪南消防局、羽曳野市医師会、連携病院、美原看護学校や介護施設の方々と協働させていただきました。
当センターとして平成31年4月から羽曳野市より指定をうけております。いつくるかわからない災害に対して、民間・行政一体となった対策が必要になってまいります。
より一層充実した連携を深めてまいります。
当院では一般の人間ドック以外に、脳ドック・認知症予防ドック・アミロイドPET-CT検査などを実施しており、病気になる前の検査として積極的に受けていただくことができますので、ぜひ利用してください。
2025年は、第2次ベビーブームで生まれた方々、いわゆる団塊の世代の方々が75歳と後期高齢者になられ、高齢者の占める割合が増加してきます。また、特に南河内地域は高齢化率が大阪府の中でも高い地域です。これからは、今まで以上に、健康寿命を延ばすための病気の早期発見や、急性期医療とそれにつづく療養・介護施設との連携が重要になってきます。
南河内地域で信頼され必要とされる病院として今後も地域の皆さま方の期待に応えるべく努力してまいりますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
| R5.11月~R6.10月 | R6.11月~R7.10月 | |
| 入院患者 | 102,509 | 101,859 |
| 外来患者 | 123,690 | 109,905 |
| 手術件数 | 3,943 | 3,574 |
| 救急車受入件数 | 5,113 | 4,539 |