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診療科・部門

骨密度検査について

DXA法による精度の高い骨密度測定ができます

島津メディカル製
SOMIALVISION G4導入により、精度の高い骨密度検査が可能になりました。

DXA法とは

Dual-energy X-ray Absorptiometry(二重エネルギーX線吸収測定法)の略で、2種類の異なるX線を照射することで、それぞれのエネルギーがからだの組織によって吸収率が異なることから、検査対象の組成を測定する方法です。このDXA法による骨密度測定は『骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン』にて推奨されており、骨粗鬆症の評価に優れています。

骨粗鬆症とは

骨の強度が低下して、骨折しやすくなる骨の病気です。骨粗鬆症によって骨がもろくなると、つまずいて手や肘をついた、くしゃみをした、などのわずかな衝撃で骨折してしまうことがあります。また、骨粗鬆症自体には痛みなどの自覚症状がなく、背中や腰が痛くなってきた・以前より身長が縮んだ、など症状が悪化してから気付くことがあります。予防的な意味でも、自覚症状がない時から検査を受けることをお勧めします。

検査に関して
・腰椎と大腿骨頸部の検査を行います。

・検査は入室してから退出するまで10分~15分程度です。
   (1部位の撮影時間自体は10秒程度です)

・検査部付近に金属・ボタン・貼り薬・カイロ等が付いている場合は
   外してもらうか、検査着に更衣をしていただく必要があります。

・妊娠中もしくは妊娠の可能性がある方は検査できません。

 

 

 

 

 

                              
検査の流れ

※特に次のような方には骨密度検査をお勧めします。

・高齢者
・閉経後の女性
・関節リウマチ
・副甲状腺機能亢進症
・糖尿病
・慢性腎臓病(CKD)
・長期的にステロイド薬を使用している
・動脈硬化
・慢性閉塞性肺疾患(COPD)
・日光に当たる機会が少ない、または運動不足
・カルシウムの摂取量が少ない、無理なダイエットをしている、偏食がある