フォントサイズ アクセス お問い合わせ
診療のご案内

PDCAサイクル

 

項目計画実行評価改善
(Plan)(Do)(Check)(Act)
標準的治療・集学的治療の提供体制 最新の標準的治療・集学的治療に基づいたクリティカルパスを当院で扱う全てのがん種について見直し、必要な改訂を行う。 外科、内科、泌尿器科、産婦人科、薬剤科が連携して改訂作業を行う WGで各ガイドラインと改訂クリティカルパスの整合性を検討する。 整合性のない項目については各診療科とWGが連携して改善する。
手術療法の提供体制 がん手術件数を前年より10%増加する。 地域の病診連携を緊密にして、手術が必要ながん患者の紹介を増加するとともに、がん検診の広報を強化し、早期発見に努める。 3ヶ月ごとにがん手術実績を診療部長会議で報告する。 増加したがん手術を効率的かつ安全に施行できるように、手術場の環境整備と人員確保に努める。
化学療法の提供体制 外来・病棟で化学療法中に生じた有害事象について、関係者に周知し対策を考える。 化学療法委員会で事例検討を行い、重篤なものについては医局会、看護部会で周知する。 化学療法委員会よりWGへ重篤な副作用に対する対策を報告してもらい実効性を評価する。 実効性の乏しい対策についてはWGより化学療法委員会へ再検討を依頼する。
緩和ケアの提供体制 緩和ケアマニュアルを誰でもすぐに参照できる体制を作る。 緩和ケアマニュアルを電子カルテで閲覧できるようにする。また、携帯可能なポケットサイズの冊子を作成する。 緩和ケアチームにより使用者の意見を聴取する。 使用者の意見を反映して内容を改訂する。
病病連携・病診連携の協力体制 緩和ケアに関する地域連携を推進する。 羽曳野市周辺の医療施設等から多職種が参加する緩和ケアに関するカンファレンスを開催する。 WGが開催日程、参加人数を評価する。カンファレンス内容についての参加者の満足度をアンケート調査する。 参加人数が少なかったり、アンケート調査で満足度の低い場合はカンファレンスの内容を刷新する。
セカンドオピニオンの提示体制 セカンドオピニオンが受けられることをさらに広報する。 広報手段を広げる。 セカンドオピニオンの施行件数を集計する。 件数が増加しない場合は広報手段を再検討する。
研修の実施体制 国拠点病院が実施する合同カンファレンスに参加する。 合同カンファレンス予定情報を収集し、医師、看護師等に参加を要請する。 WGがカンファレンス参加状況を把握する。 参加が少ない場合は要請を強める。
がん相談支援センター 相談の質を高める。 担当者が国立がん研究センターが行う「相談支援センター相談員研修」を受講する。 受講した後、担当者に研修内容をWGで発表させ、業務の改善項目を全員で考察する。 改善項目について実行する。
院内がん登録 5年生存率を算出する。 登録症例の予後調査を行う。 WGで予後調査率を評価する。 予後調査が出来ない症例をリストアップして行政的に調査する。
臨床研究 質の高いがん臨床研究を行う。 教育研修委員会が臨床研究の質を高めるように研究者に指導及び支援を行う。 教育研修委員会で研究内容を評価する。 臨床研究実施中も研究者に学術的な支援を行う。
がん患者の療養生活の質 がん患者の運動能力を高め、行動領域を広める。 がん患者に対するリハビリを積極的に施行する。 リハビリ部門が日常生活に必要な基本的活動性を評価する。 活動性を高めるようにリハビリ方法の改善を行う。