〜心臓血管センター病棟、ICU、カテ室、手術室、MEセンター、リハビリテーション科〜

当センターでは、循環器・心臓血管外科の治療を受けられる患者さんの早期の回復・社会復帰を目指し、チームで医療を提供しています。循環器疾患の急性期は、生命の危機的状態に陥る可能性が高く、胸痛・呼吸困難などの苦痛を伴う症状が持続するため、患者さんのみでなく家族も、死に対する不安が強い状態にあります。
また、合併症のある症例や高齢者などのリスクの高い患者さんへの治療も増えています。チーム間でそれぞれの専門性を発揮させ、治療の効果と副作用や予測される問題を討議し、患者さん・ご家族の不安の軽減・安全・確実な治療による症状の改善を図り、合併症が予防できるよう早期からかかわっています。
近年急速に進歩している心臓カテーテルによる治療や薬物療法・人工心肺を使用しない低侵襲手術は、患者さんの生命予後やQOLを改善させています。循環器疾患の再発予防のため、患者さんそれぞれの生活状況を考慮し、QOLを保ちながら生活を再構築できるよう退院指導にも力を入れています。
心臓リハビリテーションを実施することにより、心筋梗塞の再発や突然死の減少、心不全による再入院も減少すると言われています。そのため、当センターでは術前より患者さんとのコミュニケーションをはかりながら呼吸練習を中心に実施し、術後翌日より離床訓練を開始していきます。その後は、運動負荷試験(CPX)を行い適切な負荷量にて安全な強度の運動療法を退院まで持続し、退院後の運動・生活指導も行っていきます。