乳房再建とは乳がん手術により失われた乳房の形を取り戻すために行います手術です。
乳房再建手術は形成外科分野の手術です。
いずれも乳癌学会認定の乳腺専門医が形成外科学会認定の形成外科専門医と連携して手術を致します。
今回、保険適応になったのは、胸の皮膚、筋肉を拡張するティッシュ・エクスパンダーとシリコン製の人工乳房であるシリコンインプラントによる再建です。
広背筋などの自分の組織で再建より経済的にも身体的にも負担が軽いと言われていますが、シリコンという人工物を使用することによる感染が起きることもあり、きちんと説明を聞いてから納得のいく再建を受ける必要があります。
また、乳がん手術で乳頭乳輪を切除した時は、再建後3ヶ月以上経過し、創部が落ち着いたら乳頭乳輪部分を再建することもできます。
まずは、担当医とご相談ください。